2006-01-14 贋作罪と罰 芝居 渋谷シアターコクーンドストエフスキーの小説を明治維新と学生運動を絡ませた話には、野田秀樹の非凡な才能を感じさせる。しかしながら古田新太と宇梶剛士の人物描写がちょっと微妙すぎて話がいまいちわかりづらい。松たか子は2時間でずっぱりの熱演だが、演技が一本調子のように思う。もう少し緩急があれば... 終演後にプログラムの野田さんのエッセイを読んで驚愕する。少し芝居の印象が変わった。