ダウン・イン・ザ・バレー

渋谷シネマライズ

大都会に出てきた田舎のカウボーイが仕事になじめず、幸薄い少女と恋に落ちるというような話でエドワード・ノートンが絡んでいるとくれば、ちょっと期待させられるのですが、途中でとんでもない事が起こり、牧歌的な雰囲気は一変に吹き飛んでしまいます。いきなり映画のセットに迷い込んで、これが現実と交錯するなぞ、首をひねりたくなるような展開。ノートン君は好きな俳優ですが、これは気合が大きく空回りしてしまった作品。珍作となりました。