ローレライ

TOHOシネマズ川崎

久々に不愉快な映画に出会った。途中で退席しようかと思ったほど。旧日本軍のリンチシーンを、明確な否定の意図もなしに、映像化するなど生理的に嫌悪感を覚えるシーン多数。

そこに目をつむったとしても、そもそも物語りのプロットは破綻しており、この映画を観た100人が100人とも、なぜこの作戦が論理的に成立するのか理解不能だろう。緊張感の無いストーリー進行。さらに出演者の演技は、みな学芸会レベル。これは俳優の責任ではなく、明らかに監督の演出力は不足が原因である。今年最低の一本になるだろう。