父親たちの星条旗

川崎TOHOシネマズ

クリント・イーストウッドは、どうも合わない監督の一人ですが、これは良かった。明日は硫黄島へ上陸するという時の、海兵隊の青年達の恐怖感がひしひしと伝わってくる。戦闘シーンがリアルで怖い。以前から感じていたのだが、この怖さには音響システムの性能アップが大きく寄与しているのではないか。弾丸が空気を切る音が恐ろしさを倍加させているのは間違いない。そして、この映画はブッシュ政権とそれを選択した米国民に対する批判のメッセージである。