ウォーク・ザ・ライン

まちえい(町田)

リース・ウィザースプーンが今年のアカデミー賞主演女優賞をとった映画。観ようと思っていたのに、あっと言う間に終わってしまったので、観逃しておりました。横浜は名画座が全滅してしまったので、一度ロードショウを見逃すと、なかなかリカバリーするのが難しい。町田は家から電車一本で行ける所ですが、なかなか立ち寄るチャンスがありませんでした。会員になると、一本千円で観れるそうだし、これからちょくちょく使わせてもらおうと思います。

さて、これはアメリカ映画十八番のひとつ音楽家伝記映画サクセスストーリーものです。昔と違って、最近の傾向は、歴史に忠実であろうとするのか、あまりドラマチックな演出が少ないようですが、これも、ストーリー的にはこれといった見せ場はありません。しいて言えば、初めてレコーディングする時に、プロデューサーが「人のコピーはするな、自分の歌を歌え!」と叱責するところが山場だったように思います。当然このシーンは映画の前半にあります。:-) 驚くのは、主演の二人が吹き替えではなく、全部自分で歌っているところでしょうか。二人ともかなり聞かせます。これには拍手!カントリーというのは、保守的な歌というイメージがあったのですが、ジョニーキャッシュという人の歌は、かなり反体制的かつ反社会的です。このあたりも少し勉強してみたくなりました。