上海出張報告

昨日、1週間の上海出張より帰国。初めての中国本土体験であった。しかしよくまあ、あれだけ毎日大量に飲み食いして体重1キロ増で済んだものだ。ちょっと不思議。

上海も大都市であるからして、他の大都市と比べそれほど強烈な違いはないが、とにかく大量の人であふれかえっている。建設ラッシュも凄い。まさに高度成長のまっただ中。中心部の交通事情は酷い。車の量が多過ぎで道路はどこも渋滞。車の運転マナーも独特で、ちょっとした隙間があればすぐに割り込まれ、割り込む。クラクションの嵐。食事は玉石混交。確かに物価は安いが貧富の差も激しいようにみえる。「反日デモ」は民衆のストレスのガス抜きであるという説もうなずけるが、本当に暴動が起こるのも遠くないという印象を持つ。

印象的なのは夜景。ビルのライトアップ方法が独特で、これは面白いと思った。有名なテレビ塔も最初は奇怪だと思ったが、すぐに慣れてしまった。これでビルの壁面の巨大スクリーンに「強力わかもと」が出てくれば「ブレード・ランナー」そのものだ。