ヒトラー 最期の12日間

渋谷シネマライズ

水曜日の昼間のなのに大混雑であります。観客の年齢層も高い。終戦直前のベルリンの狂気の様子がリアルに描かれています。これを観て思ったのは「指導者の責任」という事。戦争というのは一種の集団ヒステリー状態なわけですが、その状況でリーダーがその任務を放棄すると、どんな恐ろしい状況になるかという様子がまざまざとスクリーンに映し出されます。自分の経営者の端くれとなった今、いつか人を雇うことになるかもしれませんが、そうなったとき決して途中で投げ出してはいけないということ。その覚悟なしに人を雇ったりしてはいけないということを思わされました。