スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

横浜日劇
大傑作であります。1930−40年代の雰囲気をCGで再現した美術が見事です。なおかつ脚本が素晴らしい。小道具の「カメラ」を実にうまくつかって話を回しました。ラストでは大爆笑!G・パルトロウとJ・ロウのかけあいも楽しく、また洒落ています。ロウの首をかしげる仕草は、もちろん「AI」からの頂きでしょう。プログラムの解説によれば、この作品を完成させるまでには10年という歳月がかかっているとこのこと。監督の次作は「火星のプリンセス」だそうで、これは大いに期待出来るでしょう!!!

さてこれは、横浜日劇最後の番組。かといって特に工夫があるわけでもなく、閉館が突然の決定であったことを暗示しています。カメラで場内の写真を撮っている方がいましたが、この建物を壊してしまうのは大層惜しい。横浜市が保存してくれないかしらのう。