ららヨコハマ映画祭で鑑賞。素晴らしい作品。いままで、全くのノーマークであった不明を恥じる。杉咲花さんは、味の素の回鍋肉のCMで気にはなっていたのだが、圧倒的存在感で迫力の演技であった。上映後、松永監督のトークショーがあり、その誠実そうな人柄…

話を広げるだけ広げて、いったいどうやって最後をまとめるのだろうかと心配しながら観ていたら、最後は「全部夢でした...」と肩すかしを食わされたのが、同じ監督クリストファー・ノーランの「インセプション」という映画だった。相対性理論とか４次空間だと…

題材が面白い．歴史に対する興味を喚起してくれる良い映画であった．私は1958年生まれであるが，私の生まれるほんの13年前に，日本がこういう状態であったという事実に驚愕する．連合国による統治はその後7年間続き，日本が主権を回復するのは1952年で，私が…

ラストでの「自分のつくった飛行機に乗った人間は誰も帰って来なかった」という台詞が胸に染み入る．技術者は時代に関係なく生きられないものだろうか？ という思いが頭をよぎった．時代とは無関係に美しいものを作りたいという願い．これは技術者の身勝手な…

イエメンの砂漠の中の人造湖で鮭を養殖するという，希有壮大な国家プロジェクトを遂行する技術者達が，度重なるトラブルに敢然と立ち向かう，勇気と感動の物語．（まるでプロジェクトX）を期待して観に行くと，その期待は完全に裏切られます．プロジェクト遂…

TOHOシネマズららぽーと横浜午前十時の映画祭を初めて鑑賞．１９８０年のアメリカ映画．９割以上の席が埋まり，一人客が多いようだ．年齢層は私くらい以降が大部分．この作品は歴史的名画かどうか議論が分かれるだろう．カルト的ファンがいそうな事も納得で…

渋谷シネマライズ「主婦が犯罪に走る映画」という知識だけあったのだが，観る前の予想とは全く違った，母性愛あふれる映画であった．貧困と寒さが悲惨さを際立てるが，その底に母乳の香りがしそうなほどの子供に対する愛情と優しさがあった．女性監督ならで…

TOHOシネマズららぽーと横浜アカデミー作品賞という事で話題になっているが，大騒ぎするほどの事はない普通の秀作といったところか．戦争の悲惨さを描いた映画は山ほどあるので，もはやこの程度では驚かなくなっている．ゲリラのもっとも大切な訓練のひとつ…

TOHOシネマズららぽーと横浜２時間１９分の映画ですが２時間１４分くらいまで，あり得ない展開，奇妙な演出，突っ込みどころの連続でどうしたものかと思いながら見ていましたが，ラスト５分で打ちのめされました．まことに鮮やかなエンディグ．張り巡らされ…

TOHOシネマズららぽーと横浜イーストウッド映画にしては，珍しくなんのひねりも，意地悪さもなく，ストレートによい．なお字幕では 補佐官「専門家の予想では，南アフリカに勝ち目はない」 マンデラ大統領：「専門家の言う事はアテにならない」 でしたが，原…

TOHOシネマズららぽーと横浜２D吹替版．だれもが言うように，オープニングの１０分は映画史に残る秀抜さ．彼らに子どもが出来なかったこと，以前は元気ハツラツだった頃から，少しずつ老いが忍び寄り，死が訪れるまでを台詞なしであざやかに見せる．

TOHOシネマズららぽーと横浜面白い！もはや，ドキュメンタリーの枠は完全に飛び出し，強烈な政治的メッセージを主張した映画．これを観て，みんな立ち上がろう！ アメリカ人をやり続けるのは本当に大変だろうと，彼らに同場も多少感じてしまう．

TOHOシネマズららぽーと横浜３時間，退屈させずに見せるのは立派．しかし，後半は普通の戦争アクション映画になってしまい，ちょっと脱力．３Dはまだまだ発展途上の技術で，画面は暗く，メガネは重たく，とても疲れた．

TOHOシネマズららぽーと横浜ラスト，ジュリア・チャイルドとの絡みで，もう一捻りあると良かったように思うのだが，意外とあっさり終わってしまった．実話ベースだから仕方ないのか．期待したエイミー・アダムスはメグ・ライアンのコピーのようで，ややがっ…

TOHOシネマズららぽーと横浜やはりタランティーノは上手い．ぎりぎりとした静かなる緊張感を出すところは一級品．ユーモアの部分は肉食人種を感じさせる．

TOHOシネマズららぽーと横浜褒めるところを見つけるのが難しい映画ではある．前半の悪ふざけでは，どうなることかと思い，一時は席を立とうかと思った．後半のホールでの演奏シーンは，それなりに頑張っている.それでもお勧めはできない．他に見るべきものは…

恵比寿ガーデンシネマ移民の悲しさを感じさせるという点で，ジュンパ・ラヒリの「停電の夜に」に似たものを感じさせる．カメラが美しい．終了後，プロデューサーによるトークショーがあった，

TOHOシネマズららぽーと横浜うーん，まったく面白くない．2時間超は苦痛であった．もともとクドカンは合わないのであるが．「舞妓Haaaan!!!」に続き阿部サダヲのブリーフ姿が出てるくるが，これは見たくない．竹内結子は，カワイイが生かされていないと感じ…

ワーナマイカル港北ニュータウンこれは凄い映画です．すべてのお母さん達は見た方がいい．緻密な脚本のシリアスドラマであるが，ユーモアも十分．どの役者の芝居も素晴らしい．今年のベスト１０の上位に入ってくるでしょう．

TOHOシネマズららぽーと横浜バックダンサーのオーディションが良い！ これこそ，ホンモノのコーラスライン．リハーサル中の，ちょっと抜いた感じのマイケルの踊りも，本気になった時との差がわかって興味深い．

TOHOシネマズららぽーと横浜文句なく楽しい．ハリウッド映画が不調なのもうなづけます，こういう面白さが全くないからだ，ケネス・ブラナーの大臣がこれまおかしい．クライマックスの沈没シーンは，もっとチープな雰囲気で作った方が良かったのではないかと…

TOHOシネマズららぽーと横浜難病の娘を持ったお母さんが頑張る（あるいは頑張りすぎて）しまうという話．徹底的に戦う，絶対に諦めないというのが米国の基本的メンタリティだと思うが，それを体現したのがこの母親なのだろう．キャメロン・ディアスは(弁護士…

TOHOシネマズららぽーと横浜警察と犯人が携帯電話で話しているのに，犯人の居場所が全くわからないとか，山谷初男のおじいさんに警官二人が押さえこまれるとか，その他穴だらけで甘甘の脚本です．（ひょっとして原作の欠陥？？？）しかし，カメラの王敏がが…

TOHOシネマズららぽーと横浜ファッション関係はまったく音痴なので，基礎知識を身につける伝記映画としてはまあまあ役にたちました．美術部はかなり頑張ったのではないかと思います．オドレイは英語風に読むとオードリーなのですな．

目黒シネマなんと目黒シネマ初体験．（ついでに書くとキンレイホールは，まだ行った事がないのだ）．金曜日の最終回．閑古鳥かとおいいきや，意外にもマニアックな映画ファンがけっこういて驚いた．仲間内では評判が高かったこの映画．もっとハードな政治サ…

TOHOシネマズららぽーと横浜我々の年代には懐かしい話が一杯で，ノスタルジックな気分になった．アポロ1号が1967年1月で，11号による月面着陸が1969年7月というスピードには驚嘆する．それだけ軍事的競争が熾烈であったということでしょう．そして最後に人類…

TOHOシネマズららぽーと横浜困ってしまう作品であります．一般的な非エンジニアの人がコンピュータネットワークに抱くイメージはこんなものなでしょうか？口あんぐりの状態になりました．この映画でますます誤解を助長するような気もします．サイバースペー…

恵比寿ガーデンシネマ起承転結のはっきりした，ほんとうに上手な脚本．こういうのをプロの仕事というのであろう．なにを書いてもネタばれになってしまうので，なにも書かない．是非，なにも事前に知らない状態で見てほしい．この主人公の人生はいったい，ど…

TOHOシネマズららぽーと横浜近所のシネコンでは原語版をやっておらず，吹き替え版を鑑賞．ストーリーには特筆すべきものは無いのだが，なんといってもアクションシーンの素晴らしさは絶品．スタッフは本当によく研究している．古今東西の名作，おそらくヒッ…

TOHOシネマズららぽーと横浜「たった４館の公開から全米で奇跡の口コミ大ヒット！！」のキャッチコピーに引かれ観に行きました。なるほど！看板に偽りなし。今年、これまでで一番のお勧めであります。映画を見ている最中「きっと監督は女性だろうなぁ...]と…